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沖縄での驚いた出来事や発見したこと、日々の出来事、思うことなどを不定期に綴っています。
沖縄居住歴19年ですが、ウチナーグチがたどたどしくてすみません…
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誤診をする勇気はあるか?

堀ちえみさんが舌癌であることを公表されました。堀さんとほぼ同年代である私からすると、とても他人事のようには思えません。堀さんの声明を読めば読むほど、同世代として、歯科医師として、考えることが多々あります。

以下、『堀ちえみオフィシャルブログ「hori–day 」』より引用します。

堀ちえみのアメブロ「hori–day 」
いつもたくさんの皆様に、
ご覧いただきまして、
心より感謝致しております。

デビュー当時からずっと、
応援して下さっているファンの皆様、
お仕事でお世話になっている皆様、
ブログを見て応援して下さっている皆様、
いつも温かいコメントを、
有難うございます。

さて、この度は皆様に、
大切なご報告があります。

私、堀ちえみは、
口腔癌(左舌扁平上皮癌)と、
診断されました。

いわゆる舌癌です。

ステージは4です。

最初は昨年夏頃に、
舌の裏側に小さい口内炎ができました。

初期の舌癌と口内炎は目視では鑑別診断ができません。ただし、口内炎治療薬に反応するかしないかで、ある程度の予測はできます。

治りが遅いので、
病院で診ていただきまして、
その時は塗り薬や貼り薬、
ビタミン剤などを処方して貰いました。

口内炎と診断した場合、口内炎用の軟膏や洗口剤を処方することは多々ありますが、その場合、治療に対して反応しているかどうか1週間くらいをめどに経過観察を行ないます。

しかし11月になっても、
少しも良くならず、
酷くなる一方。

初発が夏頃なので、この時点で少なくとも3ヶ月くらいは経過しています。3ヶ月も治療に対して抵抗しているので、この時点で、口内炎以外の可能性を考える必要がありました。

痛みも増して辛くなり、
掛かりつけの歯科医院に行き、
診察を受けました。

口内炎の経過をきちんと問診できていれば、ここで勇気を持って「舌癌の疑いあり」と誤診できたはずです。誤診したって良いじゃないですか?バイオプシーをして病理診断ができる口腔外科に紹介するべきタイミングでした。誤診であれば、「舌癌じゃなくて良かったですね」で済む話です。歯科医師として何ら恥ずかしいことではありません。私は「癌の疑い」ありと診断するときには、自分の診断が間違っていることを願って、誤診と呼んでいます。

そして何度かレーザーで、
焼いて貰ったりもしました。

口内炎の治療法として、レーザーによる焼灼はとても有効です。口内炎の痛みはすぐに治まりますし、治りも早いです。ですが、レーザーによる焼灼が奏効しないとなれば・・・。

それでも治らず、
そのうちに、
舌の裏側だけではなく、
左の側面にも、
固いしこりができてしまいました。

「治療に反応しない口内炎は、癌を疑え」と学生時代の口腔外科の講義でさんざん言われました。「歯科医師が一生に一人遭遇するかしないかの口腔癌だから、疑うことが大事」と教えられてきました。疑っても、疑いが晴れれば良いのですから。

私は2016年にリウマチなど、
二つの病気を患っており、
薬を飲みながらの治療中でした。

その科の定期検診の際にも、
主治医に相談したところ、

「飲んでいる薬の副作用の1つに
口内炎の症状が出る事もよくあるので
薬を暫くストップして様子を見ましょう」

との事でした。

薬剤性口内炎も考えられますが、その場合でも経過観察をきちんと行なうことが重要で、少しでも疑わしいのであれば、口腔外科に紹介すべきでした。もし、舌癌でなければ、それはそれで良い誤診じゃないですか。担当医は「口内炎と舌癌の鑑別診断もできんのか?」と陰口をたたかれたり、恥をかいたりするかもしれませんが、患者さん本人が不利益を被る誤診ではないはずです。

次の診察は翌年の2月となっており、
それまでには徐々に良くなると、
信じていました。

ところが年が明けても、
良くなるどころか、
酷くなる一方で、
しこりも増え続け、
左側の舌に激痛が走り、
やがて食べ物が沁み、
喋るのが辛くなり、
眠っていても痛みで、
夜中に目が覚めてしまうように、
なってしまったのです。

さすがにこれは口内炎ではないと…
最悪は舌癌かも知れないと…

自分でスマホで、
舌癌を検索してみたところ、
私の舌の症状と同じような画像が、
たくさん出てきました。

朝になり主人に相談して、
急いで大学病院に行きました。

それが1月21日の事です。

主人は仕事がありましたので、
一人で病院へ行きました。

主治医の先生の所見で、
悪性の舌癌の可能性が高いという診断。

それを聞いた私は、
静かに受け止めていました。

驚きもしなかったので、
自分でも不思議でした。

ある程度、
覚悟が出来ていたのかも知れません。

「転移の心配もあるので
すぐに一週間の検査入院をして下さい」

との事。

しかし仕事が立て込んでおり、
一週間は無理なので、
ご無理をお願いして、
二日間の入院で、
全身のいろいろな検査を、
急いで受けさせていただきました。

その夜、
私は美容院で伸ばしていた髪を、
15センチ以上切りました。

髪を切るのに、
夜遅くまで掛かった私を、
仕事帰りの主人が、
美容院まで迎えに来てくれていました。

主人は病院に付いて行けなかった事、
私一人で癌の告知を受けた事に、
「傍に付いてやれなくてごめん」
「一人でよく頑張ったね」
と…。

私より主人の方が、
大変なショックを受けていたように、
思えました。

そして車の中で、
子供たちに隠さないで、
きちんと説明をした方がいいのか。

癌だという事は伏せた方がいいのか。

ふたりで話し合いました。

実は主治医となる口腔外科の先生に私が、
子供たちに伝えた方が良いのかどうか、
他の同じ患者さんのケースなども、
多く経験されている中での意見を、
お聞きしておきました。

まずは上の子供から、
下の子供までの年齢を聞かれました。

そして仰った事。

「この病気は家族の理解・サポート・協力が
必要です」

「場合によっては治療に
長い期間が掛かる場合もあります」

「子供さんの年齢的な事も考えたらば
きちんと向き合って
話をした方が良いと思います」

あくまでご主人と話し合って
決めていただく事が一番大切ですが」

その話も勿論、
主人に伝えました。

その結果主人と私は、
子供たちにきちんと、
ありのままの状況を話すという、
選択をしました。

しかもその日のうちに、
話をしようと。

まず東京の実家近くに住んでいる、
息子のところに夜のうちに、
主人が会いに行って話してくれました。

私の口からは辛すぎて、
告げる事は出来ませんでした。

息子は最初は絶句。

顔面蒼白になったそうです。

しかし暫くして落ち着きを取り戻し
「正直に話してくれてありがとう」
との事でした。

東京郊外や他県に住んでいる、
子供たちには電話で伝えてくれました。

それぞれやはり、
ショックを受けていたそうです。

そして自宅に住んでいる、
高校3年生の息子と、
高校1年生の娘には、
夫婦ふたり揃って、
告げました。

息子も動揺していました。

娘にはポロポロ涙を流して、
大泣きされてしまいました。

「リウマチのお薬のおかげで
やっと良くなって
全身の痛みから解放されて」

「今度は癌だなんて」

「辛すぎる」
でした。

この言葉を聞いた夜に、
私は初めて泣きました。

2月4日に検査入院の際の、
検査結果が出るという事で、
それに合わせて、
今後の治療方針を決める事に、
なっていました。

舌の生体検査の結果、
口腔癌(左舌扁平上皮癌)と診断。

そして左首のリンパにも、
転移している事が判明。

かなり厳しい状況です。

長い間仕事を休む事も、
たくさんの皆様にご迷惑を、
お掛けしてしまいます。

いいえ、ご自身の体を大事にすることが一番だと思います。このあたりのくだりは一番泣けるところです。

「自分の人生、悔いなし」

「このまま治療せずに
人生の幕を閉じてもいいのかな」

と正直そういう事も考えました。

公表せずにいようとも考えました。

ですから癌を告知された後も、
口内炎とブログ上で表現し続けておりました。

申し訳ございませんでした。

私が「生きる」為に、
頑張らなければと決心したのは、
末娘の涙と言葉でした。

今思い出しても胸が張り裂けそうです。

「お母さんは病気ばかりで
可哀想な人生だった」と…

そういう思いを、
子供たちの心に残したままで、
闘いもせずに諦めて良いのだろうか…

主人と子供たち、
家族の為に、
私はまだ生きなければならない。

そう気持ちを切り替えて、
長く辛い闘病に、
チャレンジする事を決意致しました。

いろいろな治療の選択肢がありましたが、
時間は掛かるけれど、
先ずは手術をして、
取り除けるところは取るという方法を、
選択しました。

手術を選択したからには、
長期療養が必要ですので、
皆様に公表しなければなりません。

そういう経緯を経て、
本日公表をさせていただく事となりました。

本日19日に入院を致しました。

22日には手術です。

舌の半分以上を切除。

首のリンパに転移した腫瘍も、
同時に切除します。

切除した舌には、
自分の皮膚の一部を、
移植します。

一度の手術でこれらを、
全て済ませます。
口腔外科と形成外科の合同チームの手術で、
12時間以上掛かると、
聞いております。

学生の頃に、病院実習でチラッと見学をしましたが(隣の手術室だったので、外から様子をうかがう程度)、大変時間のかかる手術です。ですが、堀さん頑張ってください。ご家族の皆さんが待っていますよ。

先生方を信頼して、
身を委ねてお任せしたいと思います。

なってしまった事は、
いろいろ後悔しても始まらない。

ただ前だけを向いて、
ポジティブに生きていこうと。

私は負けません。

力いっぱい闘って、
必ず戻って来ます。

そして再びファンの皆様の前で、
歌が歌えるようになりたい。

その為にも頑張って、
治療に専念させていただきます。

皆様にはどうか、
温かく見守っていただければと思います。

尚、当ブログは体調の良い時に、
時々更新させていただきますね。

長々と失礼致しました。

私は負けない!
堀ちえみ

堀ちえみさんが、1日も早く元気になることを日本の片隅からではありますが、静かに祈っております。

2019年2月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : administrator

おじさんは柴刈りに行ってます、ほぼ毎週末(^^ゞ

「庭が大きいんだよね」って言われると、みなさんはどう思うだろう。大抵の方からは、「まぁ!お庭が大きくてステキね!」ぐらいの言葉が返ってくると思う。イメージとしては

こんな感じだろうか。で、優雅に、こんな感じとか。

ところが、実際には

こんな感じだし。裏庭にいたっては、

足の踏み場もないくらい、こうだったりもする。というわけで、ここ最近は毎週末

あんなことや、

こんなことをしているけど、さて自分の本業って何だっけ?(^^ゞ

2019年2月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : administrator

気後れするな!自分(^^;)

最近、ひょんなところ(歯科医療従事者技術向上支援研修会)で、同級生とばったり遭遇。顔を合わせるのは、うちの開院以来4年ぶりだったので、

いくら無愛想な私でも、大人ですから(^^;)、きちんと挨拶をして、

互いのこれからの健闘を誓い合い、各自の席に着いたのですが・・・

絵面的には、こんな感じだったかな?(^^;)

2019年1月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : administrator

こうして歯は失われる

下顎左側第1大臼歯(6歳臼歯)遠心根のレントゲン写真

赤い矢印のところに、黒い線(歯に入った亀裂)が見えるでしょうか。歯が割れている(いわゆる歯根破折を起こしている)状態です。こうなると、その歯を抜かざるを得ません。

歯根破折は、神経を抜いた歯で起こることが圧倒的に多く、歯の寿命を著しく短くしている要因になっています。※歯根破折は、歯ぎしりでも起こることがあります。

このような、歯の失われ方を予防したいために、当院では虫歯が小さい頃から、早期治療を開始したり、フッ素洗口で経過を見たりと、虫歯が大きくなって神経を抜くことにならないように心がけています。

2018年12月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : administrator

どこへ行った?削られた金属

下顎左側第1大臼歯のメタルインレー(当院にて撮影)

みなさんの口の中に、このような金属の詰め物はないでしょうか?

よく見るとこの写真の金属の詰め物の表面が、滑らかではなく、ザラザラと荒れている感じに気がついたでしょうか?

この詰め物が、歯に装着された当時は、表面はもっとツヤツヤで滑らかだったはずです。少なくとも、口腔内に装着するものは可能な限り、表面を滑沢にするようにと指導されてきました、大学では。

ということは、長年、食事などで使っている間に、金属も削られてきて、表面がザラザラと荒れてきたのです。

では、その削られてしまった金属はどこへ行ってしまったのでしょうか?

ずばり、お腹の中です。知らない間に、金属の細かい屑は食べ物と一緒に、胃~小腸~大腸と巡り、大部分はそのまま便と一緒に排出されたのかもしれません。

でも? 胃酸は酸性度が結構強くなかったっけ?(胃酸はpH1~2)

さて、上記の写真の金属は、健康保険適応の詰め物として圧倒的に使われている金銀パラジウム合金と呼ばれるものです。その組成は、金12%、パラジウム20%、とJIS規格(JIS適合品)で定められており、銀50%前後、銅20%前後が含まれています。

金銀パラジウム合金を構成する金属がどんなに酸に溶けにくいとは言っても、絶対溶けないというわけではないのです。

ということは、胃酸で溶かされた金属の一部が体内に吸収された可能性があるということです。

ここで、皆さんは金属アレルギーはどのように起こるか知ってますよね。そのほとんどが、金属製のアクセサリーを身につけていて、そのアクセサリーが触れていた身体の表面で汗をかいたときに、その場所に赤いブツブツができたり、かゆみがでたりする、接触性皮膚炎です。(金属そのものではなく、金属が汗などの体液に溶けて、イオン化したものがアレルギーの原因物質となるのです。)

あれ、さっき詰め物の細かい屑が胃の中へ入るって言ってなかったっけ?汗に溶けるくらいの微量の金属の量であれば、強酸性の胃酸なら・・・???

近年、歯科で使われる金属が、金属アレルギーの原因となっているのではないかという報道や記事を目にするようになりました。上記の写真のような金属の詰め物を見ると、背筋が凍るような思いをします。

当院では、経年劣化が見られる金属の詰め物を見つけたら、なんとか理由をつけて、除去するようにしています。時々、患者さんから煩がられますが(^^;)

以上、当院で金属の詰め物を極力回避する理由でした。

2018年12月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : administrator